ニュースでよく聞かれるアナウンスで、冬場であれば、暦の上では立冬、大寒 小寒など冬を知らせてくれる言葉が聞かれる。 立春になれば春がちかい、夏至は夏を知らせてくれる・・・など日常の聞きなれたことばである。そうそう昨日は芒種、田植えが始まるころらしい。
そう、天気予報でもよく聞かれるアナウンス。
あれって何? ほとんどの人は聞いたことあるけど語源や出典などよくわかってはいない。
いやわかっている人も結構いらっしゃる。特に農家などはその言葉を聞くといつもと違った動きになるとよく言われている。日常すぎて、当たり前すぎて・・・と答える人も多いのでは。
昔の人はその言葉で季節を感じていたのです。
昔読んだ本で旧暦の暦通りに暮らしていたほうが自然に寄り添って生活ができる、と書いてあった。
我々都会人からすると言葉だけの季節感はあるものの生活が変るわけではない。
でも昭和以前の人たちの農家などではその区切りの日を基準に田植えや稲刈りなど、その時々にやることがある。
暦、不思議で昔から読んでも意味の分からないことが多かった。
暦の歴史もまた興味深い。政治に利用されたりしていたといわれ、時代時代に改変されていたそうだ。
今の時代、日々の吉兆など暦占いのような体をなしている。
昔の科学でもある。それも生活に根差したれっきとした科学だったようだ。
確かに、太陽暦、太陰暦(旧暦)干支、九星、行事、六輝、中段、廿八宿、下段こと細かく吉兆日が分かれている。行事欄以外の吉兆日を決して縦に読んではいけないそうだ。
生活に根差した昔の人の知恵でもある。
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